ニキビケア
◉肌環境を整えるのが第一。殺菌に頼ると再発する
【抗炎症剤で穏やかに抑える】
女性はからだのホルモン周期などで、一時的にニキビが
出来やすくなる時期があると思います。
そういうときにはスペシャルケアとして、ニキビ対策の
アイテムを足す人も少なくないと思います。
肌の調子が崩れてニキビができやすくなったときは、
普段のケアにシンプルな化粧水などの抗炎症アイテムを
付け加えるだけで、効率的にニキビ対策ができます。
【殺菌、ピーリングはその時だけケア】
ニキビケア化粧品の有効成分イソプロピルメチルフェノール
は殺菌成分で、皮膚上の菌類の繁殖を抑える働きが
あります。
ニキビは皮膚常在菌のアクネ菌が毛穴内部で過剰増殖
することで炎症をおこし、腫れてしまったものなので、
この増殖したアクネ菌を殺菌することでニキビが
沈静化します。
しかしアクネ菌は本来皮膚を守っている菌の一種なので、
正常に働いていればニキビはなさできることは
ありません。
ニキビができてしまう根本の原因は菌そのものではなく、 菌が増殖しやすくなっている異常な肌環境です。
なので肌環境を正常化にしないかぎりまた再発して
しまいます。
さらに悪化してしまうケースも。
殺菌やピーリングは即効性がたかいのですが、その分
副作用も強く、長期的なニキビケアには不向きです。