敏感肌が綴る道産のブログ

敏感肌のアラサー主婦が書いてます。

ミルフィーユ保湿

◎手強い乾燥の救世主。重ね保湿でスペシャルケア

乾燥は肌の大敵❢乾燥肌は小じわやくすみ、たるみなど
さまざまな肌トラブルの原因。
保湿の大切さはわかっていても、肌の潤いをキープする
のはなかなか難しいですよね。

そんな手強い乾燥に試したいのがミルフィーユ塗り。

これは乳液と化粧水をミルフィーユのように重ねて
つけていくスキンケア方法。
びっくりするくらい、しっとり、もっちりして朝に
行えば夕方まで効果が持続。

ミルフィーユ塗りはまず乳液を先につけることが
ポイント。

乳液を最初につけるメリットは、乳液がブースターの
役割をしてくれるということ。
肌が柔らかくなれば、後からつけるものが浸透しやすくなり
スキンケア効果が高まります。

肌バリア

◎肌バリアとなる細胞間脂質の働き

 角質細胞の構造はよくブロックとセメントに例えられます。

角質細胞同士を角質細胞間脂質が結びつけることで、
内部の水分蒸発を抑え、外部の刺激から守るという
役割があります。

角質細胞間脂質は水を抱える親水基と脂質としての性質を
もつ親油基があります。
水分層と脂質層が交互に重なる形のため、脂質二重層状構造
となり水を挟み込んでいます。

水分層と脂質層が交互にあることで、防御壁になっています。
また比熱の高い水分層は、温冷刺激にたいしても、優れた
緩衝材。
この水と脂が綺麗に並んだラメラ構造が崩れてしまうと
水分が抜けやすくなってしまいます。

乾燥しやすい肌や敏感肌の人はラメラ構造を整えて
保湿することがポイント。

角質細胞間脂質はケラチノサイトの角化の過程で作られる
脂質で、その成分はスフィンゴ脂質の仲間、
セラミド類が半分を占めていて、遊離脂肪酸
コレステロールコレステロールエステルなど複数の
脂質で組成されています、!

シミ

◎シミのタイプに合わせたお手入れや治療

シミが気になりはじめたらあなたはどんなケアを
しますか?

大半の人がまず美白化粧品を選ぶと思います。

シミは、紫外線によってメラニンが増えたものなので
美白成分でケアすれば薄くなると考えるのも当然ですが、
実際にはそう簡単にはいきません。

シミには原因やでき方によっていくつか種類があります。

シミのなかでもっとも多いタイプは日焼けの積み重ねに
よってできる老人性色素斑。

このシミの場合は、見えるか見えない程度のごく薄い
段階であれば、美白化粧品が有効です。

ただししっかり定着してしまったものには効果は期待
できません。

そもそも美白化粧品とは、メラニンを作り出すメラノサイト
の働きを阻害するためのもの。

ですから、メラニンが過剰に発生している段階で効力を発揮します。

とにかく保湿が大切

◎やみくもに化粧水をつけてもダメ。水分が浸透するとは

美しい肌の条件に潤いは欠かせません。

美肌効果を期待して、高価なクリームや美容液を
次々と購入している人は多いと思います。

まずは、保湿のしくみを理解して、正しいスキンケアで
潤いのある素肌を目指しましょう。

◎肌の潤いは角質層で守られている

角質層はわすわか0.02ミリの厚さのなかで、角質細胞が
ブロックのように10~20層積み重なり、外部から
アレルゲンなど異物の侵入を防ぎ、同時に内部の
水分の蒸発を防ぐという役割を担っています。
 
手のひらや足の裏などでは角層がとても厚く物理的な
刺激に強くなっています。

例えば、お風呂に入ったときに水が肌の中に入って
いかないのはなぜか。

肌には外部からの異物の侵入をはばむバリア機能が
備わっていて、細胞同士を密着させることで、
水や異物が肌の中に入り込むのを防いでいます。

ですから、化粧水などで肌の外側から水分のみを
補給しても、角質層深部に入り込むことはなく、
そのままにしておくと蒸発してしまいます。

このとき、角質層に含まれる水分を奪っていくので
過乾燥となることも。

たるみ予防

◉たるみ予防にはシワと同じお手入れを

【原因は同じだから化粧品は1つで大丈夫】

たるみ毛穴、涙袋、二重顎、ほうれい線のいずれも
原因は同じで!コラーゲンの弾力が弱まって脂肪などを
支えきれず、たるんでしまうということ。

さらにシワも、コラーゲンの変性という意味では
同じ原因なんです。

よくたるみ毛穴用、シワ用など、それぞれに対応した
化粧品がありますが、どれもコラーゲンに働きかける
という点では同じはず。

つまり、そういった化粧品を一本、毎日のスキンケアに
取り入れればいいです。

成分的な目安としては、コラーゲンを増やす作用のある
ビタミンC誘導体やレチノールなど。

たるんでしまってから、それを解消していくのは
難しいので、たるみが進行しないよう早めにケアを
始め、予防していくことが一番重要。

【代謝を高めるマッサージも有効】

たるみには、必ずしも老化とはいえない要因が存在します。

血行やリンパの循環が低下してむくんでしまったり
などが考えられます。

もちろんアンチエイジング化粧品を使ったり老化を招く
紫外線をしっかり防いだりする対策は必要ですが、
それ以外にマッサージによって真皮の活性化をはかるのも
効果的。

マッサージには、代謝を高めてむくみを予防し、
皮下脂肪をつきにくくする効果もあります。

ハリや弾力

◉肌にハリや弾力をもたらす食品をとる

【咀嚼回数が増える食材でたるみを予防】

たるみの原因は基本的にシワと同じなので、
抗酸化力の高いビタミンA、C、Eをとると有効。

とくにビタミンCは、老化の原因となる過酸化脂質を
抑える働きもあります。

また最近は、やわらかい食べ物が多くなって咀嚼の
回数や力がそれほど必要なくなったことも
フェイスラインのたるみの一因。

さつまいもやごぼうなどの食物繊維、砂肝のように
硬く歯ごたえのある肉や骨付き肉など、噛む回数が
増える食材を積極的に取りましょう。

【器具を使ったトレーニングも効果的】

フェイスラインのたるみの原因は、コラーゲンの変性
だけではなく、筋肉の緩みとも関係しています。

顔にある表情筋は皮膚にくっついているので、筋肉が
緩むと皮膚もいっしょにゆるみたるんでしまいます。

それを予防するには、筋肉を鍛えるトレーニングが必要。

表情筋エクササイズより、器具などを使うほうが
おすすめ。

なぜなら無理に表情を作る運動をすると余計にシワを
深くしてしまう可能性があるからです。

ニキビ

◉男性ホルモンとニキビ

ニキビは男性ホルモンが多いからできるのだとよく
いわれますが、果たして本当にそうでしょうか。

たしかに毛包漏斗部の角化には、男性ホルモンも
関与します。

しかし、血液中の男性ホルモンが本当に高くなれば、
ニキビだけでなく、筋肉質になったり毛深くなったり
という、男性化の兆候がからだのあちこちに
現れますし、当然生理も止まります。

実際には男性ホルモンが多くなくてもニキビは
できますし、男性がみなニキビ肌になるかというと
そういうものでもありません。

ニキビの原因は複雑で、よくわかっていない部分も
多いです。

男性ホルモンが多いからできるとか、男性ホルモンを
下げれば治るなどという、単純なものではありません。

ニキビはあくまで皮膚の病気です。

自然な状態では、ホルモンは増えたり減ったりしない
ようにコントロールされています。
それが微妙にバランスを崩すと、ニキビなどの
肌トラブルとして現れてきます。